春になると、くしゃみ・鼻水・目のかゆみ…。
花粉症の季節がやってきましたね。
実は、花粉症対策には「その場しのぎ」だけじゃなく、「根本的な改善」も大事なんです。
応急処置と根本治療、両方が大事!
花粉症には2種類の対策があります。
✔ 応急処置
→ 鼻炎薬などで、今つらい鼻水や目のかゆみをやわらげる。
✔ 根本治療
→ 減感作療法などで、花粉に過剰に反応する体質そのものを少しずつ改善していく。
短期的な対策だけでなく、長い目で見て体質から変えていくことが、花粉症との上手な付き合い方なんです。
腸内環境がカギを握っている!
「花粉なのに腸?」と思うかもしれませんが、
実は腸は、体の免疫システムの中心。
腸内環境が整うと、花粉への過剰な反応がやわらぎ、
実際に「目のかゆみや鼻水が減った!」という声もあります。
しかもそれだけじゃないんです。
腸が整うと、
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攻撃的な気持ちが減る
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落ち込んでも立ち直りが早くなる
なんて、メンタル面にも嬉しい変化が!
腸活のポイントはこちら:
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慢性的な下痢・便秘に: ビフィズス菌
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効果を高める菌たち: 乳酸菌・酪酸菌・糖化菌
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抗生物質で腸が荒れているとき: LGG、サッカロミセス・ブラウディ(酵母)
プロバイオティクスを上手に取り入れて、腸から整えていきましょう。
「清潔すぎる生活」が逆効果になることも?
昔、ドイツが東西に分かれていた頃、
清潔な暮らしをしていた西ドイツでは、花粉症患者が東ドイツの約4倍だったそう。
これは、「衛生仮説」と呼ばれる理論で、
“あまりにも清潔すぎる環境では、免疫が鍛えられない”という考え方です。
自然の中で生活すると、呼吸するだけでたくさんの微生物が体内に入り、
それが腸内環境を整え、免疫を健やかに育ててくれるんです。
自然の中にいると、心も体も元気になる
自然とふれあうことで得られる効果は、花粉症対策だけじゃありません。
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うつ病のリスクが37%も低下(週1回、30分自然の中にいるだけ)
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高血圧の改善にも効果あり(30分を超える自然との接触が◎)
これらのデータは、「自然との接触時間」に比例しています。
自然にふれる時間が多いほど、心も体も回復していくのです。
花粉症対策は“自然”と“腸”がカギ
症状を抑えるだけでなく、
根本から体質を変えていくには「自然とのふれあい」と「腸内環境の改善」がとても大切。
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薬だけに頼らず、腸を整える食生活を
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時には自然の中で深呼吸してみる
そんな毎日のちょっとした工夫が、
花粉症を軽くし、心まで明るくしてくれますよ。
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